ポーチ完成しました。表は高密度のコットン生地、どれくらい高密度かというと、中に水を入れて運ぶことができるほどです。防水機能があるのですが、ゴアテックスやビニールのような水をはじくイメージではなく、高密度の生地に水分を含むことで水の膜を作り、それ以上水を通さないというイメージです。水を100%通さないわけではありません。水量が多ければ通します。
裏地はリップストップ生地で摩擦や裂けに強いです。
今回、化粧ポーチを作るにあたり、やはり、世界にないものを意識。化粧ポーチを探してみると、マリメッコ等のかわいい柄のものや、MHLや無印のようなナチュラルなものが多いことに気付きました。その大きな二つの流れからは外れたものを作りたいな、そこから始めました。形はオーソドックスですが、ミリタリーに由来する生地や、革のタグなど、オール天然素材にこだわっています。毎日手に触れるものは自然由来のものを使いたいという思いがあるからです。
使い初めは生地の艶や張りもあり、凛とした雰囲気ですが、5年後はまったく違った表情になっているんじゃないかなと思います。防水機能もあり洗濯もできますので、末永くお使い頂けたらなと思います。
ただ、ものづくりをするときに、まわりを見渡して「よし!これはまだ誰も作っていない。」と思い作ってみると、需要がないから存在していないだけだった。ということがよくあります。なので、多くは望みませんが、多少需要があったらいいな。