大阪のミリタリーに強い古着屋SEARCH LIGHT。
名店は長い階段の先にあるという私の勝手な法則通り、急な階段の先にあります。ミリタリーを中心に少しアメリカ古着という、私が今まで行ったお店にはない商品構成で、私が訪れたときはイギリス軍の砂漠部隊のパンツといったレアものもありました。trooperのシャツがあれば買い足そうかなと思っていたのですが、無かったので何も買わずに店を出ました。
その後、別のお店に行き、探していたフランス軍のチノパンを試着しました。生地感はいいのですが、あまりに太い。フランス軍のM47前期より太い。名品と呼ばれるフランス軍チノですが、ファッションとして取り入れられる気がしなかったので買いませんでした。ただ、お店のオーナーと話をしていると面白い話を聞きました。フランスのディーラーの話だと、フランス軍チノと呼ばれるものは、正確には傭兵用で実際にフランス人兵士は着用していないとのこと。興味が無い方には本当にどうでもいい話ですが、ミリタリー好きの私はこういう都市伝説レベルの話も好きだったりします。ミリタリーにまつわる都市伝説にはマルジェラがフランスの縫製技術の高さを示すためにショーでM47を裏返して着用させたなどいろいろあります。
ネットでの買い物が主な私ですが、実店舗に行けば行ったで、おもしろい話も聞けていいなと実感した大阪の旅でした。次回、京都編へ続く。