2019/02/26 21:10
宝蔵寺にあった若冲の絵は「竹に雄鶏図」、「髑髏図」の二つ、「竹に雄鶏図」は墨一色で書かれたものなのですが、今にも動き出しそうな鶏の躍動感を肌で感じることができ、感動。また、若冲以外にも松本奉時の蛙の絵など、非常に見応えのある展示でした。松本奉時という人は表具師のかたわら絵を描いていたそうなのですが、ふくよかな蛙は構図がすばらしく、もっとこの人の絵を見てみたいと思いました。
話変わって、ここ最近は仕事のことはブログに書いていないのですが、変わらず多くのご注文を頂いておりヒーヒー言っております、というか、どんどん忙しくなってきています。ありがとうございます!なぜあまり製作の様子などをブログに載せなくなったかといいますと、天の邪鬼だからです。他の革小物製作者の方のブログを見ていると、ほぼ製作のことしか載せていません。だったら逆に製作の様子は載せないでおこうという考えです。全くではないですが、製作の様子は当分少なめで。それに製作過程を見て貰うことも大事ですが、どんなファッションが好きで、どんなアートが好きで、どんなカルチャーが好きで、といった、どんな人が作っているの?を補完できるようなブログにすることも大事だと思うのです。