長男が生まれたり、忙しい両親の代わりに私を育ててくれた祖母が亡くなったり、生の喜びと死の悲しみがごちゃまぜになった数日を過ごしていました。
革との出会いについて実は祖母が関係しています。
革にはじめて興味を持ったのは小学生の低学年。ドラゴンクエストⅡの攻略本に描かれた勇者が持つゴールド(お金)を入れる巾着袋の挿絵。これがどうしても欲しくて、駄菓子屋には売ってなくて、祖母に頼んで作って貰いました。祖母は足踏みミシンでいつも何かを作っている人だったので、簡単に革の巾着袋を作ってくれました。スエードの、明るい茶色と黄色の中間の挿絵と全く同じ袋。嬉しくてたまらなくてずっと眺めていた袋、それが革との出会いでした。その後、両親のCOACHのバッグ等を見て、本格的に革にはまっていきます。今でいうオールドコーチです。
それから約30年、今は自分が作った物を少しだけですが販売させて頂いて、買ってくださるお客様がいて、幸せな日々を過ごしています。ばあちゃん、いろいろとありがとう。
写真は1週間前、怒涛の日々が始まる前の穏やかな日、久しぶりに訪れた「ゆるり」というカレー屋さん。食事を写真に撮ることをあまりしないようにしているのですが、写真でお伝えしたくて。。スリランカカレー。とってもおいしいのでお勧めですよ。店主の人柄もgood。イギリスにホームステイしていたとき、お世話になっていた家族がスリランカ人の方で、よくというか毎日?カレーを食べていたことを思い出します。大学時代に面白半分で激辛に挑戦し、体調が悪くなったツナパハのカレーもスリランカカレーでした。なんとなくスリランカに縁を感じているので、いつかスリランカ人をホームステイにお招きしたいし、関わっていきたいなと思っています。
暖かくなったり寒くなったり、気温の変化の激しい季節、皆様も体調を崩されぬようお気を付けください。