
お久しぶりです。
スケボーの技(オーリー)を練習しすぎて腰を痛めていたのですが、治りかけたところ、旅先でのスケボークルージング中に再度腰を痛めてしまいゆっくりしておりました。
タイトル通り、ネイビーのメルトンコートに合うバッグをイメージして作りました。ストラップはまだです。
私とメルトンの出会い、意識して着用したのは高校生の頃、当時グローバーオールのダッフルコートが流行っていて、イギリスに住んでいた叔母に送って貰いました。チャコールグレーの少し大きめのコート。嬉しくて高校三年間、冬はそのコートを愛用していました。今は叔母が着ています。
第2の出会い、大学に入学し福岡に住んでいた頃、赤坂のけやき通りにあったジェットラグという古着屋で、アメリカ海軍のPコートをデッドストックで購入し大学生の間愛用していました。価格は5千円。当時ミリタリーものは安く、学生の味方でした。今は、ミリタリーがブランドになっちゃって少し残念な気もします。ちなみにこのPコート、現在実家の屋根裏部屋にあります。
ダッフルコート、Pコート、品質はとてもよく満足していたのですが、着なくなった理由は重さです。分厚いメルトンは上品さと質実剛健さを併せ持った最高の素材ですが、とにかく重いのです。
第3の出会い、honnete(オネット)のPコート。フランスのファクトリーブランドで3万円くらいでした。このコートは柔らかく軽いメルトンを使っており、非常に重宝しました。しかし、10年以上毎冬着用しさすがにくたびれてきたので、同じものを買い直そうと思いいろいろと探したのですが、どこにも売ってない!もう日本では買えないようです。デザイン、質、価格のバランスがとれたコートだけに非常に残念です。
振り返ると、人生の大半をメルトンコートと過ごしてきた私。特に大好きなネイビーのメルトンに似合うバッグを!と思い、バッグ試作品を作っております。ネイビーのメルトンコートを着用した女性の傍らに、そっと佇むバッグを想い、現在奮闘中です。
バッグのサイズはペットボトル(500ml)が横に入り、マチもたっぷり。財布、携帯、化粧ポーチを入れられる大きさです。すべてのパーツは小ぶりなものを選び、品の良さというものを第一にデザインしています。
最後はストラップ。なかなかイメージが。。長い闘いとなりそうです。ではまた。