リンゴ狩りが思いの他楽しくミカン狩りに来ました。つい最近芋ほりも楽しむことができ、秋を満喫しております。顔はフォトショップでぼんやり加工。
先週の話、大分へ旅行に行き楽しく過ごしてきたところ、連絡があり子供の友人宅が全焼し、妹さん二人が亡くなったと聞きました。居間で二人が発見されたそうです。幼い園児が二人きりで、さぞ怖く、苦しかっただろう、熱かっただろうと、非常に悲しく気が狂いそうになります。なぜそんな状況になったのか?ということへの怒りもあります。
人は生まれる場所を選べない。この不公平だけはどうすることもできない。
それでも、少しでもどうにかできないだろうかと昔からずっと考えています。そんな中で、以前から持っている夢の一つがあります。今日は私の夢について少し書きます。
世の中の犯罪者が犯罪者になってしまう原因は、本来的に悪の人もいるかもしれませんが、大体が環境に起因するものと考えています。貧困であったり家庭環境の問題等。
そして、様々な理由で親元を離れ児童養護施設で暮らす子供たちがいます。たまたま偶然そんな環境に置かれた子供たち(自分ではどうしようもないことで)に少しでもお金を寄付できないか。そこで考えたのが、刑務作業品を通じたサイクルです。
刑務作業品の販売をたまに道の駅のような場所でやっているのですが、靴や家具を見てもデザインがいまいちというか古臭いです。最近は面白グッズ等が販売されていますが、それでも買う側には「これ欲しい!」という素直な感覚よりは社会貢献的な側面で買う方が多いのではないかと推測します。これを変えられたら素敵だなと思うのです。
日本の労働人口は減っていますが犯罪者は減っていません。そこで、刑務所に製品作りを委託し、売り上げの一部を児童養護施設に寄付をする。貧困(環境)が原因で罪を犯してしまった人の労力が、お金に変わり、子供たちへ。不幸な環境に生まれた人が不幸な環境の人を助け、未来を変える。
いろいろと調べたのですが、刑務作業をお願いするのは1年単位、必然的にかなり多くの商品を販売できるような力が必要です。なので私には非常にハードルが高いのですが、目標は高いほうがよいとソフトバンクの孫さんも言っていますので、そこを目標に。
話変わって、最近革小物のご注文を受け、入金前に商品を送ってしまうということがありました。商品を送ってしまった以上、入金は相手方次第となり、下手すると代金を支払って貰えない状況です。ご注文者とはメールでやりとりをしていて、実直な印象を受けたので、まず払ってくれるだろうと確信していましたが、万が一払われなくてもいいやと思っていました。
結果、数日後に素敵なメッセージとともお支払い頂きました。万が一を考えまして申し訳ございません。ハンドメイドを購入される方はしっかりされた方が多いのでそこは安心です。ただこのお金に関しては、そういったいきさつもあり火事でおうちが全焼したお子さんのために使うことにしました。担任の先生に聞いたところ、まだ日用品で何が不足しているか分からないので分かり次第共有頂けるとのこと。
私の活動が少しは世の中のためになりそうです。感謝しています。