ロイドフットウェアのローファーを買いました。
ロイドフットウェアはマイナーなブランドのため少し説明します。イギリス靴は質やデザインはいいのに、いかんせん日本人の足型に合わない!日本人の足型に合うラスト(木型)をイギリスのシューメーカーに持ち込んで、日本人の足に合う最高の靴を作ろうということから始まったブランドです。なので、日本のブランドですが、製造はノーザンプトン(イギリスの靴の聖地)の様々なメーカーが行っています。
なぜロイドのローファーにたどり着いたのか。今年に入ってからローファー欲しいな、とぼんやりと思っていました。ネットサーフィンの末とあるイギリスメーカーのローファーを注文しました。イギリス靴は様々なメーカーのものを履いてきたので、私の靴のサイズはこれだ!と確信を持っていました。靴が到着しルンルン気分で早速履いてみると。あれ?靴のサイズは問題ないのに踵まわりがゆるく、足が抜ける。。今まで紐靴メインに履いてきたのでラストの違いを理解していなかったのです。この時の精神的ダメージは中々のものがあり膝から崩れ落ちました。ただ、これで靴選びにラストが重要だということを学びました。特に紐のないローファーの場合。
春が過ぎ、夏が過ぎ、ローファーに対する思いが募り眠れない日々が続いていました。ローファーを買うには試着しなきゃだめだ。だめ絶対。でも、日本人の足に合うラストなら?悪魔がささやきます。アメリカ靴やイギリス靴は所詮西洋人の足に合うように作られたもの!通販は危険だ、、日本製の革靴?就職活動の時以外買ったことないしな。そんな中で出会ったのがロイドフットウェアでした。
デザインはオーソドックスなローファー。これぐらいいい意味で普通なものが欲しい。日本人の足に合うラストって、本当かな。でも、これが足に合わなければ外国メーカーのローファーなんて合うはずがない。まず、これだ。むしろこれが足に合わないならローファーは諦めよう。そう思って注文しました。
早く届かないかな。まだかな。宅急便の追跡サービス、輸送中。ふぅ。輸送中、ふぅ。配達中?ふぅ。ピンポーン。キター!
足が痛くて入らないのは勘弁。箱から出してゆっくりと足を入れる、かなりきつめ、明らかにひも靴とは違うフィッティング。室内を歩いてみる。タイトだが問題なく歩けるレベル、最悪薄い靴下履けば大丈夫なはず。ここから革が少し伸びればジャスト。踵の抜けもない。まだ疑心暗鬼ながら、室内で慣らしています。これでよかったのか、悪かったのか。今後レポートしていきたいと思います。
ついに、ローファー履く大人になったかー。若いときローファーってブレザーに合わせた高校生が思い浮かんで苦手でした。男はブーツ。年中ブーツ履いてました。いま、自分も枯れてきてローファーを受け入れられるように、ローファーの抜け感が必要になりました。チェスターコートにビンテージデニムにゴアテックスジャケットに。合わないものがないんじゃないか?ってくらい、思い描くローファーは万能選手。人間でいえばレオナルドダヴィンチ。