数十年前から定番とされるスタイル。
汚れも気にしないで済むし、耐久性のある素材で馴染や経年を楽しめる。
定番の持つ恐ろしいほどの魅力を感じながら迎える春。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は引越しを考えていて、いろいろと動いています。数年後に振り返ることのできる備忘録として、今日は最近の出来事を書きたいと思います。
数年前から家が手狭になり、ネットで物件を見ていたのですが、自分の中でバランスがいいと感じる物件がなく、月日だけが流れてたところ、最近2つほど気になる物件があり内覧に行ってきました。一つは軽量鉄骨の築20年、もう一つは木造の築35年。
まずは、軽量鉄骨の家をを内覧してきました。家の前まで行き、不動産屋さんに連絡すると鍵の場所を教えてくれ、中を勝手に見るというスタイル。軽量鉄骨の家は価格や間取りは良かったのですが、私の生活から考えると立地に問題があり候補から外すことに。
次に木造の家。ネットを見ると居住者がいるとのことだったので、まず外観だけを見に行ったのですが、ボロボロという感じはなくいい雰囲気を持った家だと感じました。それに裏が山になっていて隣家との距離も離れている。できるだけ自然の中で過ごしたいと考えている私にとって、住宅街であっても自然を感じられるいい立地。ただ山の上だと土砂災害等気になるので、帰宅してからハザードマップで、危険な地域に指定されていないか確認しました。問題なし。
そこで不動産屋さんに連絡し内覧することに。前回の内覧が不動産屋さんもいない状態のフリースタイルだったので、不動産屋さんプラス売り主さんという構成に若干びびったのですが、しっかりと内覧してきました。
まず、売り主さんの印象は上品な老夫婦で、奥様が足を悪くされたので引越をしたいとのこと。注文住宅で木にこだわった家だと熱く説明して頂きました。室内を見ると確かにいい木を使ってしっかりと作られているなと感じました。床がぶかぶかするということもほとんどありません。間取り的には完璧ではないが許容範囲。住んでいる方の印象も含めいい家だなと感じながら帰宅しました。
その後、中古住宅の購入に不安があった私はネットの書き込みや、youtubeの「ラクジュ建築と不動産」というチャンネルで一週間ほど住宅についての勉強をしました。接道、基礎、屋根裏、外周り等、基本的なことを学び、そのことを確認するために再び内覧に伺いました。
そこで、順次確認。接道は大丈夫。家の周りの基礎や外壁の確認。問題なし。次に基礎。畳を剥がすとベタ基礎が現れる。ベタ基礎がいいと思っていたのでこれは嬉しかった。狭い床下を行ける範囲で見て回る。湿気はなくからっとしていて、シロアリやゴミもない。床下から上を見ると断熱材がぎっしりと入っている。すごくしっかりとした木材を使われた綺麗な床下だ。次に押入れの天井から屋根裏に入る。立派な梁が綺麗。雨漏りがないか確認する。ゴミもない。断熱材も綺麗に入れられている。湿気も感じない。
素人の私がネットで勉強した知識で家を確認し、大きな問題はないと判断した。当然古い家なので、断熱が悪く、夏は暑く冬は寒いだろう。配管の老朽化で水漏れもいずれあるだろう。それでも、この家を更地にするよりはリフォームして暮らしたいと思った。当然金銭的なこともあります。ホームインスペクション(住宅診断)をプロにお願いすれば、それが一番で、素人の私の判断は危険なのかもしれないが、ここは自分の目で見て、確認し判断したかった。
いろいろ書きましたが、まだ交渉段階で家も購入していないのです。続きがあれば続きを書きます。続いてほしいな。