
カッコ良くヴィンテージハウスとタイトルを付けましたが、ただの中古住宅。
お金があればこだわりの注文住宅!だったんだろうけど、身の丈にあったものに落ち着きました。
ただ、すごく満足しています。立地や家の雰囲気、この物件を所有していたオーナーの人柄。
そんな中古物件にお気に入りの中古家具、中古の照明を詰め込む。
結婚の際に購入したアーコールの丸テーブルに椅子。テーブルはサイドを折りたためるので狭い借家時代から重宝しました。
アーコールの椅子、当時そこまで高くなかったのですが、最近は高騰しているので、あの時まとめ買いしていてよかった。
そして、フランスの収穫物をいれるための緑の箱、ガラスドーム、ガラスドームの中のノギンス人形などコツコツと買いためていたもの。やっと日の目をみました。
海峡の街に住んでいるので、せっかくなら海をテーマにした家にしたいと思い、外灯は船舶用の照明。
壁の絵は、好きな画家である山口一郎の波の絵。そして照明は私のなかでクラゲを感じるホロフェーン。
この部屋の感じだとノグチイサムのakariがしっくりくるんだろうなと当初思っていたし、ルイスポールセンのPH5なんかも検討しました。
ただ、普通じゃない違和感が欲しい、工業用ランプいいかもと思い、いろいろと探す中でヴィンテージの照明では有名なホロフェーンにたどり着きました。
そしてホロフェーンの照明を探し始めたのですが、ヴィンテージだけにものが少なく、いろんなショップを探すも見つけることができずにいました。
そんなとき、今回の家のリフォームでも大きな役割を果たしてくれたデザイナーの友人と話をしていたところ、「自分がストックをもっているから、気に入ればあげるよ」との言葉。奇跡!
画像を見せて貰い、当然のように気に入り、譲って貰いました。
暗闇で光る姿が、闇夜の海でぼんやりと輝く海月のようだと勝手に思っている照明、友人から譲って貰ったということもあり、まさに一生物。
好きな箱に好きなものを詰め込んだ家。自分にとって最高な家ができました。
関わってくださった全ての方に感謝します。
ありがとうっ!!