
実は、年末に東京に行こうと思っていたのですが、いろいろあって流れてしまい、浮いたお金で大好きな革靴を買うことにしました。
何にしようかあれこれ悩む時間も楽しい時間で、候補としてはトリッカーズ、ブランドは特に重視せず黒のプレーントウ。ロイドフットウェアの何か。でしばらく悩んでいました。
私が大学生の頃、福岡の街のお洒落さんはみんなトリッカーズ。私も憧れていたのですが、なぜか購入までいたらなかった思い出もあり、久々に買うかなとかなり真剣に悩んだのですが、大学卒業後の十数年前に買ったトリッカーズも結局あまり履いていないし、重いんだよな、重さがなというところで今回は止めました。物自体は最高にかっこよくて好きなのですが。
次に悩んだ黒のプレーントウ、いろいろ悩んでbarkerの外羽根、ハイシャインのものがあれば買いたかったのですが、うまく見つけられず。これはずっと探しているものなのでいつか購入すると思います。
いろいろ悩んだ結果、ロイドフットウェアの茶色のローファーを購入しました。なぜロイドなのか。
ローファーは紐で縛ってサイズを調整することができないためサイズ選びが重要になります。しかし、外国製の靴は踵が欧米人に合わせ作られているためジャストサイズで履いても踵が抜けるのです。欧米人と日本人の足の形、何がそんなに違うのか、それは踵の大きさにあります。欧米人は踵が大きく日本人は踵が小さいのです。
その点ロイドフットウェアは、イギリスのメーカーに日本人の足に合った木型で靴の製作を依頼しているので踵が小さく、最高の履き心地を味わえるのです。イギリス靴が好きな私は、何度かイギリス製のローファーを買って、足に合わず踵が抜け悔しい思いをしてきたのですが、そんな私を救ってくれたのがロイドなのです。
ロイドのローファーのフィット感は本当に素晴らしいです。ぴたっと踵が吸い付くので、全力疾走も可能です。数年前に黒のローファーを買ったのですが、本当に感動的でした。ただ、履き始めはタイトなので甲のあたりからつま先が痛いのですが、履き馴染めば最高の一足となります。
ローファーが足に合わないと諦めていた方、お勧めです。ちなみにクロケット&ジョーンズのキャベンディッシュ3も踵が小さく作られているそうなので試してみてもいいかもしれません。